宙組別箱公演ホテルスヴィッツラハウス感想
宙組公演ホテルスヴィッツラハウス感想
以下個人の感想で、脚本についてマイナスのことを書いています。
マイナスなことを見たくない方は自衛してください。
好きな点
主要キャラクターと各演者の特性が一致していたこと、絵が綺麗なことが良かった。
さすが当て書き。真風さんのスーツに、潤花さんのバレリーナ、とても良く似合ってた
好きではない点
ただ、舞台を通して伝えたい事と、物語の主人公の主軸が一致していなかった。
伝えたかったことは、コロナ禍で思うように舞台が行えない状況下においても舞台は人生の光である、ということだと受け取ったけど、(台詞の中に情勢を踏まえたものが余りにも多かった)
真風さんのキャラクターを主人公として見た時に、舞台や芸術は物語の主軸ではないので、そこにずれを感じた
主人公である真風さんはナチのスパイを探し出す、という役割なので舞台や芸術に思い入れがあるキャラクターではない。
その真風さんがLife is theaterと歌い出した時、話の流れ変わったなと思った
芹香さんが歌う流れであれば、彼は芸術のために命も投げ打つ信念を持っているので違和感を感じなかったと思うけど、かなり違和感のある流れだった